<テニス:全米オープン>◇第10日◇3日◇米ニューヨーク・ナショナルテニスセンター◇男子シングルス準々決勝

 全米オープンの優勝経験者同士の対決は、2011年大会覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が12年大会を制したA・マリーを退け、世界ランク1位の実力を示した。

 タイブレークとなった第1、第2セットはともに1時間以上の熱戦で「2人ともベストを尽くした試合だった。この厳しい試合をくぐり抜けて本当にうれしい」と、笑顔を見せた。

 準決勝で当たる錦織とは過去に1勝1敗。11年のスイス室内準決勝で敗れて以来となる。ウエアの契約先が同じ相手に「彼は才能がある選手だ」と警戒しつつ、「同じユニクロのウエアを着て準決勝に立てるとは」と、宣伝も忘れなかった。