ロンドン五輪女子200メートルバタフライ銅メダルの星奈津美(24=ミズノ)が17日、バセドー病の手術を受けたことを明かした。

 昨年11月に甲状腺を除去。約1カ月間、プールから離れたが、昨年12月中旬からは練習を開始。術後も良好で「手術前より体は動くし、疲労感もない」と笑顔をみせた。この日は50メートル自由形とバタフライに出場し「思い切り泳げた」と収穫を口にした。

 昨年11月から日本代表ヘッドコーチで東洋大監督の平井伯昌氏(51)を師事する。「練習に復帰するときも、不安はあったが、(平井)先生が背中を押してくれた」と感謝した。目標は来年リオデジャネイロ五輪金メダル。病気を克服し、平井氏のもとで世界の頂点を目指していく。