春の弥彦路を走る第17回全国選抜招待「高校駅伝弥彦大会」が28日、新潟・弥彦村営陸上競技場スタート、ゴールで行われる。男子はフルマラソンと同じ42・195キロ(7区間)、女子はハーフマラソンと同じ21・0975キロ(5区間)で競う。出場校は招待、一般参加を含めて男子61、女子23の計84校。男子は佐久長聖(長野)が有力、女子は混戦が予想される。
佐久長聖は昨年のこの大会2位で、暮れの全国高校駅伝では見事優勝した。優勝メンバーから、アンカーを務めた大迫傑(3年=5000メートル13分58秒)、2区の松下巧臣(3年=14分41秒)の2人が残った。さらに笹崎高志(3年=14分21秒)代田修平(3年=14分25秒)と5000メートルを14分台前半で走るメンバーがズラリ。上位7人の5000メートルの平均タイムは14分36秒で全体の2位と安定、2年ぶり3度目の優勝が有力だ。
平均タイムトップは九州学院(熊本)の14分34秒。この大会は4度目の出場で第2回と昨年の第16回の3位が最高、今回は最高位更新のチャンス。元村大地(3年=14分17秒)本田匠(3年=14分19秒)福田雄大(3年=14分22秒)上村顕斗(3年=14分23秒)と粒がそろった。
昨年4位の世羅(広島)は松井智靖(2年=14分31秒)竹内一輝(3年=14分37秒)が中心。同6位の埼玉栄(埼玉)は服部翔大(3年=14分04秒)が引っ張り、成長著しい新2年の高田尚吾(14分49秒)田口拓美(14分53秒)渡部良大(14分55秒)もいる。
ダークホースは青森山田(青森)。昨年の大会は10位だったが、全国高校駅伝は6位と健闘した。マイケル・ギチンジ(2年=14分00秒)田村優宝(3年=14分01秒)米田紳度(3年=14分30秒)と強力メンバーがいる。
オーダーの決定は当日だが1区(10キロ)、3区(8・1075キロ)、4区(8・0875キロ)の選手起用がカギを握る。さらに距離の短い区間はスピードが要求される。前半で抜け出すのはどのチームか。
女子は昨年2位の埼玉栄が中心になりそう。梅村友理(3年、3000メートル=9分23秒)桜井夏美、岩田裕子(いずれも3年=9分27秒)大金菜月(3年=9分32秒)中村奈津美(3年=9分37秒)がいて、上位5人の平均タイムは参加校中1位の9分29秒。
昨年4位で一般参加の茨城キリスト(茨城)は平均タイム2位の9分39秒。16回目の参加で優勝3回の古豪田村(福島)も有力。第1回大会は県内校だけの参加だったので、フル出場となる。中島いづみ(3年=9分29秒)鈴木柚有(3年=9分33秒)菊地美希(2年=9分45秒)らがいる。
これらの男女有力校に、県内の高校がどこまで迫れるか。招待校は男子が東京学館新潟、女子は新潟一で、ともに上位進出を狙う。
◆大会メモ
93年に第1回大会が開催、今年で17回目となる。各校とも昨年12月の全国高校駅伝後、新チーム結成。この大会は新3、2年生が出場、今年を占う腕試しの大会として注目される。コースは京都同様平たんで、各区間の距離設定も全く同じ。出場校は男女とも県内外の招待校と一般参加校。大谷良孝弥彦村長は「冬の京都、春の弥彦と並び称されるような大会になることを目指し全力で取り組んでいます」と話している。



