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19歳水谷が試合中も私生活もノーパン告白

岸川とダブルスの練習をする水谷(左)(撮影・酒井清司)
岸川とダブルスの練習をする水谷(左)(撮影・酒井清司)

 ノーパンで何が悪い! 卓球日本男子代表のエース水谷隼(19=明大)が、ノーパンで世界選手権(28日開幕、横浜アリーナ)に臨む。24日、都内で行われている合宿公開日に、中1の時から試合中も私生活でもパンツを履いていないことを告白。パンツを履かないことで精神的にリラックスするなどと持論を展開した。卓球界の日本の若きエースは、世界の舞台で堂々とノーパンで、メダリストを目指す。

 公開練習を終えた水谷の口から、衝撃発言が飛び出した。

 水谷 中1のころからずっと、パンツを買ったことも履いたこともない。普段も試合中もノーパンです。僕がパンツを履くのは引退する時かな。

 練習や試合では素肌に直接短パンを履く。ジーパンを履く時だけ、その短パンをパンツとして代用するという。理由は「スースーして開放的な気持ちになるし、動きやすいから」。胸を張って心身両面での効果を強調した。「ノーパンだったら何が悪い」と言わんばかりだ。

 水谷にとってノーパンは強さの象徴でもある。静岡・磐田城山中1年時に日本協会の強化合宿に参加。そこで強豪青森山田中、高の選手たちがパンツを履いていないことを知った。同校の猛練習は有名で、選手たちは大量の汗をかくため、下着の洗濯が追いつかない。いつしかノーパンが伝統になったという。水谷も同合宿からパンツを履くのをやめ、中2から青森山田中に転校した。

 以来約7年間、水谷はノーパンを貫いてきた。練習前後の開脚ストレッチでは、本来はパンツに収まっているはずのモノが短パンの横からはみ出し、周囲の視線を集めることもある。それでも本人は「別に見られても減るもんじゃない」と動じることはない。この肝っ玉の大きさが、大舞台でも動じない強い精神力につながっている。

 88年ソウル五輪に出場した日本男子代表の宮崎監督は「私のころはブリーフ。その後、トランクス時代、ノーパン時代があり、今はボクサーパンツ時代」と、卓球界のパンツの歴史を明かした。ノーパン派は一時、男子代表の最大勢力だったというが「最近、みんなパンツを履き始めた」(水谷)。今大会の「ノーパン派」は水谷と27歳の田勢邦史の2人だけ。世界選手権でメダルを獲得することで、水谷はノーパン効果も実証してみせる。【高田文太】

 [2009年4月25日8時43分 紙面から]


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