キャンプ初日、今季も主砲として期待される阪神佐藤輝明内野手(26)のフリー打撃を見て、余裕のようなものを感じました。
40本塁打、102打点という昨季の成績がそのまま表れていると言っていいのではないでしょうか。
とにかく打席でリラックスしていますね。昨年のキャンプは試行錯誤し、いろいろ試していたように思いますが、もう自分のチェックポイントというようなものをしっかりと見つけた様子です。「ここさえ気をつけておけば…」というポイントがハッキリしたのではないでしょうか。
たとえば左手の使い方だと見ています。飛距離を出そう、飛ばしてやろうなどと思って押し込むような感じが見受けられません。右手1本でスムーズに振っている。極端に言えば、さばいている感じかもしれない。それでも十分、打球が飛んでいますから。
もちろん、最終的には左手で押し込んでいるのですが、それを感じさせない余裕あるスイングができているイメージです。
佐藤自身が言っていた40本という目標を昨季達成したことも大きいと思います。達成できていなければ、またそこからのスタートになりますが、今季はそれを当然として、そこを上回るものを目指していくことができるからです。
昨季はあまり厳しい内角攻めに合わなかったように思います。もし今季、そうされたとき、右翼のポール際に大きなファウルを放つ感じを出せれば、相手の内角攻めを封印することにもなるはずです。(日刊スポーツ評論家)




