ソフトバンク高田知季内野手(27)が、大手通販会社「ジャパネットたかた」の福岡地区限定CMに登場している。名字が同じ「たかた」の縁での起用となった。同社のコールセンターが福岡に移転をすることを伝えるもので、「はじまります」とセリフもしゃべっている。テレビCMだけではなく、駅のポスターなどにも大量に登場し、まさに時の人状態だ。

 長崎県佐世保市に本社を置く同社が7月8日にヤフオクドームでの西武戦に協賛。その「たかたデー」でヒーローに。同社の高田旭人社長が気に入り、CMデビューとなった。高田は「社長さんがよくしてくれるんで。恥ずかしいですね」。今季は57試合に出場も、レギュラーではない。注目を浴びることに少々抵抗があるようだ。

 亜大から12年ドラフト3位で入団。当時は同1位で入った東浜の質問ばかりされていた。昨季の左肩脱臼の影響で出遅れたが5年目の今季は存在感を発揮しつつある。堅実な守りで、最近はベテラン本多の守備固めとして二塁に入ることも多い。同社広報は「親しみやすいイメージでCMも好評です」と話す。二塁手争いは厳しいが、来季はレギュラーを奪い、全国向けの同社CMに登場してほしい。【ソフトバンク 石橋隆雄】

CMポスターに登場しているソフトバンク高田(左)
CMポスターに登場しているソフトバンク高田(左)