北神奈川大会は準々決勝4試合が行われ、慶応、東海大相模、桐光学園、横浜商大高が4強に進出した。

 東海大相模は相模原に初回、5点を奪われる苦しい展開となったがジリジリと差を詰め、2点を追う9回に主砲森下の同点2ランで追いつくなど3点を奪って9-8でサヨナラ勝ち。小笠原慎之介(現中日)らを擁し全国制覇を成し遂げた2015年以来となる3年ぶりの夏の甲子園へあと2勝となった。

 今春センバツ大会に出場した慶応は2点を追う5回に大川と下山の連続適時打で3点を奪って逆転に成功、5回から登板したエース生井が5回2失点の粘投で反撃をしのいだ。慶応は90回記念大会以来、10年ぶりの甲子園を目指す。

 桐光学園は序盤で7点を奪い逃げ切った。2012年以来6年ぶりの代表校へあと2つとなった。横浜商大高もサヨナラ勝ちで2-1で白山を下し2006年以来の4強入り。2003年以来15年ぶりの甲子園を狙う。

 準決勝は慶応-東海大相模、桐光学園-横浜商大高が対戦する。