高校日本代表の金足農(秋田)吉田輝星投手(3年)が韓国-台湾戦後に行われた表彰式に出席した。7月開幕の秋田大会から約2カ月続いた激闘を振り返り、「今までの集大成が、成果として出た。練習はやって損はない。こんなふうになるなんて想像してなかった」としみじみ話し「勝ちたかったですね」と最後は勝負師の顔を見せた。

9月30日から開幕する福井国体は10月1日の初戦で代表チームメートの奈良間大己内野手と根来龍真捕手(ともに3年)を擁する常葉大菊川(静岡)と対戦。「2人からは頼むから死球はやめてくれ、と言われています」と対戦を待ち切れない様子。11日に秋田へ帰郷し、状態を見て練習にも復帰予定だ。