元ソフトバンクの田上秀則氏(38)率いる大産大付が初戦敗退となった。初回に先制するも、4回に失策やセーフティーバントで揺さぶられ4失点。終盤まで懸命に得点を重ねたが、あと1歩及ばなかった。

田上監督は「これが実力です。この敗戦を受け止めて忘れずに野球に取り組めるか。(練習に)取り組む姿勢はまだもの足りないですね」と奮起を促した。

今年2月に監督に就任し、今夏は北大阪大会4回戦進出。初めての秋の大会はほろ苦いものとなった。練習試合では履正社など強豪校とも対戦し経験を積んだが、勝利した試合は数試合だったという。「人間としての部分も成長させていかないと。技術と両方とも成長させないといけない」。来春に向けて鍛錬の冬になる。