今月中旬からキューバに遠征する東京都高野連選抜が、東都大学リーグの日大の1年生と練習試合を行い、0-5で敗れた。

この日は2球団のスカウトが視察。投手陣では先発した東海大菅生・中村晃太朗投手(2年)が、5回を1失点と好投。8回からは来秋ドラフト候補の日大三・井上広輝投手(2年)が登板し、2/3回2失点だったが、最速は146キロを計測した。

野手陣では「1番捕手」でスタメン出場した東海大菅生・小山翔暉捕手(2年)が、右翼線への二塁打でバットコントロールの高さをアピール。打撃力を買われ、日大三・井上が「7番DH」で出場し、1安打を放った。監督を務める帝京・前田三夫監督(69)は「井上はバッティングがいいんです。しっかり振るからね。面白いと思います」と期待した。