中京大中京の高橋源一郎監督(40)は10日、日本高野連が8月に今春中止となったセンバツ出場校に8月10日から1試合ずつ甲子園球場で交流試合の開催を決めたことについて「目標としていた甲子園の舞台に立たせていただけるということで、感謝の気持ちを持ってプレーさせていただきます。夏の大会が中止、多くのスポーツ大会が中止になる中で実施をしていただけるということなので、みなさまに勇気と希望を与えられるような試合ができたらと思います」とコメントした。

ドラフト上位候補のエース右腕高橋宏斗投手(3年)や主力の印出太一捕手(3年)、中島礼都内野手(3年)などタレントぞろいのチームは、昨秋神宮王者となった。センバツ、夏と中止となり、高橋監督は「やはり甲子園がなくなったことでショックを受けているのは誰の目にも明らかでした。6月1日の部活動再開から、少しずつ前向きに練習に取り組めるようになってきました」と話し、夏の代替大会である愛知県の独自大会、甲子園の交流試合とも「3年生を中心としたメンバー編成で挑みたい」と話した。