福島県高校野球連盟は12日、福島商FCホールで理事会を開き、コロナ禍で中止となった全国高校野球選手権の代替大会として「福島2020夏季高校野球大会」を開催することを発表した。

期間は7月18日から8月7日までを予定し、トーナメント方式による公式戦扱いとする。会見で小針淳理事長(59)は「いろいろなことを背負ってきた球児。去年秋の台風19号もあり、チームによっては10月半ばから対外試合もできない状況でも頑張ってきた。大会をやりたいという声にきちんと応えるために努力したい」と説明した。

東京オリンピック(五輪)の延期により、使用可能となったあづま球場でも1、2回戦、準々決勝が行われる予定。ベンチ入りは20人とし、試合ごとのメンバー入れ替えを可能とする。原則無観客とするが、控え選手、保護者の観戦については今後詳細を検討していく。合同5チームを含め71チームが参加し、7月1日に組み合わせ抽選会を行う。