全国高校野球選手権和歌山大会(7月9日開幕)の選手宣誓は海南の冷水(しみず)悠真主将(3年)に決まった。好奇心から立候補し、17校の候補者から抽選で選ばれ「正直驚いています。自分がなるとは思っていませんでした!」と笑みを浮かべた。チームの特徴はベンチからもよく声が出て、全力でプレーするところだ。

名字は冷水と書いて「しみず」と読む。ウェブサイト「名字由来net」によると全国で約1600人しかおらず、その中で和歌山県が一番多く約280人。和歌山にルーツのある名字のひとつだ。宣言のフレーズについてはこれから考えるが、「コロナ禍でも大会をしてくれた野球関係者の方に感謝の気持ちを言葉で表したい」と決意を頼もしく語った。

甲子園で校歌を歌う目標に向かって高校最後の夏へ全力プレーを見せる。