甲子園史上初の珍事が起きた。3回戦4試合が行われ8強が出そろったが、東日本の代表校はゼロ。1915年(大4)の第1回大会から、今年で第103回の歴史を持つ選手権大会において、初めての事態だ。

この日は、東日本の3校が8強をかけて登場。だが、日本航空(山梨)は智弁学園(奈良)に、松商学園(長野)は明徳義塾(高知)に、盛岡大付(岩手)は近江(滋賀)に、それぞれ敗れた。

26日に行われる準々決勝4試合の組み合わせは次の通りとなった。

京都国際(京都)-敦賀気比(福井)

石見智翠館(島根)-智弁和歌山(和歌山)

明徳義塾(高知)-智弁学園(奈良)

神戸国際大付(兵庫)-近江(滋賀)

甲子園球場がある近畿から5校が8強入りした。

なお、過去に西日本の代表校が8強に入らなかったケースはない。