高校通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)のプロ注目スラッガー、佐々木麟太郎内野手(3年)が11日、兵庫県内での練習で特大弾を連発した。木製バットを使った本塁後方からのロングティー。フルパワーで行った約40スイングのうち14本が柵越え。11スイング目には、バックスクリーン上部の溝に打球が挟まる推定飛距離140メートル弾を決めた。
ロングティーで大飛球が飛び交った。両翼91メートル、中堅120メートルの球場で圧巻の本塁打ショー。先月までは背中の張りに悩まされたが、回復をアピールするには十分すぎる出来だった。佐々木麟は「飛距離は戻ってきたか、上がっているかは分からないですが、良くはなっている。こっち(関西)に来てからもしっかり振り込んで、体づくりもやっていたので、その成果が出ているのなら自分自身うれしい」と振り返った。
練習を見守った佐々木洋監督(48)も「振るスピードも全力に近い形で振っている感じがするので、いいんじゃないかなと思って見てました」とうなずいた。
夏の甲子園初戦となった8日の宇部鴻城(山口)戦は、先制適時打を含む3打数3安打1打点で勝利に貢献した。13日の2回戦はクラーク(北北海道)と対戦する。「(練習の)イメージは悪くない。あとは投手に対して自分としていいバランスでいけるかが大事になる」と意気込んだ。【山田愛斗】

