センバツ2年連続準優勝の報徳学園が初戦から4試合連続コールド勝利で、夏は3年ぶりに準々決勝進出を果たした。
サイレンが鳴り、試合が開始された直後に1番西村大和(やまと)内野手(3年)が相手投手の初球を捉え、逆方向へ飛ばし、左翼の頭を越す二塁打。攻撃の口火を切った。1死三塁とし、3番の安井康起外野手(3年)が右翼線へ適時二塁打を放ち、1点を先制した。安井は5打数3安打で、今大会通算16打数13安打で打率8割1分3厘とし、好調を維持し続けている。
打線は2回にも1点を追加し、3回には一挙4点を入れた。8回に3得点で試合を決定づけた。計17安打9得点だった。
4番の斉藤佑征(ゆうと)内野手(3年)、5番の橋本友樹(ともき)内野手(2年)も3安打しており、クリーンアップが好調だ。
伊藤巧真(こうま)投手(3年)が先発し、6回無安打無四死球7奪三振の快投を披露した。炎天下で汗を拭いながらの投球。許したランナーは2回の失策のみ。7回表の攻撃で代打が出て、マウンドを降りた。
7回に登板した今堀佑哉投手(3年)は3者連続三振を奪った。8回には4月のU18日本代表候補強化合宿に参加した間木歩(まき・あゆむ)投手(3年)が登板。1安打を許したが、無失点で試合を締め、8回コールド勝ち。
阪神がドラフト1位候補に挙げる今朝丸裕喜(けさまる・ゆうき)投手(3年)は登板しなかった。
3試合連続で0点に抑え、投手層の厚さを見せている。いずれも異なる投手が先発している。
22年夏は明石商に、昨夏は神戸国際大付に敗れ、2年連続で敗退していた5回戦を突破。大角健二監督(44)は「2年連続負けているとかではなく、どの大会においても1つの大きな壁だと思っているので、集中して臨めた」と振り返った。【塚本光】

