第106回全国高校野球選手権(7日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われた。初出場の南北海道・札幌日大は大会第2日(8日)第3試合で京都国際(京都)との対戦が決まった。52年ぶり南北海道勢初陣勝利を狙う。9年ぶり4度目出場の北北海道・白樺学園は大会第5日(11日)第4試合に登場。創成館(長崎)と対戦する。
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札幌日大が夏初めて甲子園で対戦する相手が2年ぶり3度目出場の京都国際に決まった。菊地飛亜多主将(3年)が札幌地区、南北海道大会に引き続き、右手の3本指でくじを引いた。17時開始予定のナイター試合。菊地は「気候という部分で少し涼しさってのもあると思う」と歓迎。森本琢朗監督(43)は「あまりナイターの試合ってやったことがないので、これから球場を取って対策しようと」。すぐに準備に取りかかる構えだ。
52年ぶりの歓喜を呼び込む。南北海道代表の初出場初勝利は72年苫小牧工が1回戦で宮古水産(岩手)を5-0で下して以来、遠ざかる。初陣チームの初戦は甲子園の雰囲気に圧倒されて敗退してしまうことも多い。「自分たちのやることに集中して」と菊地。平常心を心がける。
そんな心配は無用かもしれない。1日に関西入りしたナインはすっかり現地になじんでおり、関西弁のイントネーション混じりの話し方になりつつある。暑さも「あまり変化を感じない」(菊地)と対応している。
相手チームには北海道出身が3選手メンバー入りしており、京都国際の高岸栄太郎内野手(3年)と札幌日大エース小熊梓龍投手(3年)はともにファイターズジュニアでチームメート。聖地で初采配となる指揮官は「自分たちがやってきた野球を、どんな相手に対してもやり切ることに尽きる」と見据える。練習してきた成果をぶつけるだけだ。【保坂果那】

