第106回全国高校野球選手権の開幕を翌日に控え、大会第7日の第3試合で対戦する智弁和歌山の中谷仁監督(45)と霞ケ浦(茨城)の高橋祐二監督(64)が対談を行った。
対談内容は以下の通り。
-初戦へ抱負を
高橋監督 本来であればもう少し早くやりたかった気持ちはありますけれども、調整を上手にして、本来の力が出せるように頑張りたいです。
中谷監督 しっかり準備して初戦に挑みたいです。
-相手チームの印象や注目選手は
高橋監督 毎年強打のイメージがあったんですけど、今回まだなにも見ていないんですけど、大会結果だけ見させていただくと、初戦から決勝まで完封という形で投手力がものすごく高い状況の中で、攻守にわたって強豪だなというイメージがあります。
中谷監督 毎年いいピッチャー、プロに行くようなピッチャーが出てくる学校さんだというイメージがあったんですけれども、今年は2年生の長身の左ピッチャーが主戦であるというところで、やはり今年もいいピッチャーがおられるなと。注目選手はピッチャーの市村くんと、3番の雲井くん、4番の羽成くんがポイントゲッターとしてキーマンになるのかなって。打順は固定というよりはその日の調子を見て監督さんが決められているようなので、その日その日で対応できたらなと思います。
-どのような試合展開を想定、見てほしいところ
高橋監督 県大会からうちは点数が取れるチームではないので、投手を中心とした守りの野球で、極力ロースコアゲームで試合を進められるように、しがみついていきたいと思います。うちは「人間力野球」という、人としての成長なくして、野球の成長はないことをモットーとしてやっていますので、全力疾走、すべてにおいての全力プレーを見ていただきたい。
中谷監督 今年の戦い方としては強打というところではなく、バッテリーを中心とした守りのチームだと自負しております。うちもロースコアゲームの中、少ないチャンスをものにしてという展開になるのかなと。強打と言われているんですけれども、今年のチームは小技もできますし、総合力で戦うところを見ていただけたらと思います。
-地元へのメッセージ
高橋監督 去年の土浦日大のベスト4、センバツの常総学院のベスト16ということで。茨城県の常総以外がなかなか勝てないというところで去年土浦日大が勝ち上がって。本校はセンバツ含めて4回目の甲子園でまだ1勝も挙げていませんので、なんとか1勝挙げられるように、県の代表として精いっぱい戦いたいと思っています。
中谷監督 和歌山県は高校数、チーム数こそは少ないんですけれども、レベルの高い県だと思っております。なので、和歌山県代表としてしっかりと他校の思いも背負って戦いたいと思います。
-自分のチームで初戦のキーマンとなる選手
高橋監督 先ほど中谷さんから言われたとおり、市村と真仲と乾と3枚ぐらいが上手に継投できる形になるのかなっていう風には思っています。打線は本当に羽成を中心として周りの小さい子たちが出塁をして、なんとか中軸にチャンスを回して戦いたいです。
中谷監督 うちも5人ピッチャーがメンバー入りしているんですけれども。5人ともに球速も出るピッチャーがそろってますので、キャッチャーの上田がどううまくリードしてくれるかが大会通してのキーポイントかなと思っております。

