広陵(広島)の中井哲之監督(62)が、熊本工との接戦を制して、甲子園春夏通算40勝を達成した。

取手二、常総学院(ともに茨城)の監督として、春1度、夏2度の甲子園優勝を果たした故木内幸男氏や、甲子園春夏通算35度の出場実績があり、昨年まで大垣日大(岐阜)を率いた阪口慶三氏(80)に並び歴代7位となった。

中井監督は、開口一番「広島弁で言うと、ぶちうれしいですね」と喜んだ。40勝については「もう全然そんな記録なんかどうでもいいんですけど、周りの方がそうやって子供に言うから、子供らがあと1勝で40勝やでって言うけ、どうでもいいんじゃないか、そんなんと」と笑いながら明かした。それでも「みんなが勝たせてくれたんでね。僕が勝ったんじゃないんで、ほんじゃけ、ぶちうれしいんですよ」と終始笑顔で語った。「ぶち」は広島の方言で「とても」などの意味がある。

今大会から黒色の帽子やアンダーシャツを白色に変更。「白にしてね、負けると何を言われるかわからなかったんで、白にして勝ててよかったです」と安心。「黒の帽子と全然違うんですよね」と明かし「広陵の伝統っていうのは、物事の考え方であったり、歩んでいく道じゃないですか。これが変わったからって広陵は変わらんわけですよね。そういうことをグズグズ言うOBの方はいらっしゃらんので」と話した。【塚本光】

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