<高校野球千葉大会:木更津総合9-0柏日体>◇25日◇決勝◇QVCマリンフィールド

 初の決勝に臨んだ柏日体が、木更津総合に力負けした。準々決勝後に不調を訴えていたエース近藤スルヤ秀光投手(3年)が先発したが、ど真ん中に球が集まり3回8安打3失点でKO。その後3投手をつぎ込むも強力打線を止められず、18安打を浴びた。

 対して攻撃では3者凡退のイニングが5度あり、プロ注目投手・黄本の前に5安打無得点。0-3の5回2死満塁で2番林将太外野手(3年)が三飛に倒れ、接戦に持ち込むチャンスを逸した。金原健博監督(36)は「いや、もう完敗です。選手の能力は向こうが数段上。接戦にできれば力の差もなんとかなるかと思いましたが、逆に気持ち良く野球をやられてしまった」と脱帽だった。