<全国高校野球選手権:慶応6-4松商学園>◇5日◇1回戦

 最多35回出場の松商学園(長野)が、00年大会以来8年ぶり初戦突破を目指したが、慶応(北神奈川)に4-6で敗れた。「2回の攻防がすべて」と小尾淳美監督(48)。松商学園はこの回、丸山純捕手(3年)の適時打で1点を先行した。だが、その裏、エース林哲也(3年)が慶応打線に捕まった。2死一、三塁から3長短打を浴び、4点を失った。林は「変化球の制球が甘かった。ただ、慶応の力が僕より上。悔いはありません」と話した。