オリックス岸田護投手(36)が8日、大阪・舞洲で契約更改し、今季の1億円から5000万円と、減額制限(1億円以下は25%)を超えた50%の大幅ダウンでサインした。

 今季は先発に転向したが、4月29日のソフトバンク戦に先発しただけで登録を抹消。8月に再び昇格したが登板は中継ぎでの3試合のみ。結局プロ入り最少の4試合の登板に終わり、0勝0敗、防御率3・00と不完全燃焼のシーズンとなってしまった。岸田は「今季は全然仕事をしていないし、来季はまっすぐのスピードを求めたい」と巻き返しを誓った。(金額は推定)