中日京田陽太内野手(24)が“神走塁”を披露し、めずらしい2点犠飛を演出した。

 3回、武山真吾捕手(34)の右前打で1-1と追いついて、なお1死満塁の場面。大島洋平外野手(32)の放った打球は中堅やや後方への飛球。中堅の俊介がつまずきながら捕球すると、三塁走者はゆっくり生還。さらに二塁走者の京田は即座に二塁からタッチアップ。中継がもたつく間に1度もスピードをゆるめずに、本塁を駆け抜けた。

 公式記録員は「打点2」と発表した。