法大が早大に2勝1敗とし、開幕カードで15年秋以来となる勝ち点を挙げた。

3点を追う8回、4番中山翔太内野手(4年=履正社)の中前打で1点を返すと、川口凌内野手(4年=横浜)の適時打で勝ち越した。9回裏に追い付かれ、延長に突入すると、11回2死から1番宇草孔基外野手(3年=常総学院)の決勝ソロで勝利。最後はエース菅野秀哉投手(4年=小高工)が3人で締めた。

川口は「8回は打順も良かったし4年がそろっていた。中山たちとも『行くならこの回しかない』と話していた。開幕で勝ち点を挙げたのは1年の秋以来。本当にうれしい」と笑顔。青木久典監督は「(早大エース)小島くんは1回戦より良かった。バッター陣は、ワンチャンスをよくモノにしてくれた。宇草はフォームを改造して、それがうまくマッチングしました」と安堵(あんど)した。