中日佐藤優投手(25)が30日、名古屋第一赤十字病院で行われたトークショー&慰問に初参加した。小児病棟も慰問し「力を与えるというより、力をもらった感じがした。いい経験ができました」としみじみ話した。

トークショーでは来年の目標の1字に、自らの名前の「優」と記入。「1年間、“優勝”に向かってチームに貢献したい」と理由を話した。今季は自己最多の42試合に登板、1勝2敗5セーブ、10ホールドとリリーフで頭角を現した。11月の日米野球にも侍ジャパンとして初選出。与田新政権下でもリリーフ、抑えとしても期待が寄せられている。

今季ともに戦った左腕ガルシアの退団が明らかになったことに触れ「痛いと思う。でも枠が1つ空いたともいえる。チャンスといえばチャンス。若い選手で頑張っていきたい」と、ポジティブに捉えていた。