高校野球の大阪大会でも使用される大阪市の南港中央球場が、神宮球場と同じ素材の人工芝に改修される方向であることが2日、分かった。

今後正式に承認されれば、20年1月に改修を開始。早ければ、20年春の大学野球リーグ戦から使用される。現在、南港中央球場は砂入りの人工芝。神宮球場の人工芝は「ハイブリッドターフ エキサイティング」と呼ばれるもので2種類の芝葉を使用。耐久性に優れ、選手への負担が少ないものになっている。

今回は関西の大学野球5リーグの監督らと、関大野球部出身の木下誠大阪市会議員が中心となって、大阪市に改修を働きかけた。神宮球場仕様の芝になれば、春の全日本大学選手権や秋の明治神宮大会で、選手たちの順応もよりスムーズになるかもしれない。