ヤクルトの中村悠平捕手(28)が13日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、保留した。球団側からは、複数年の提示を受けたが「来年、自分はFA権(の取得)もあって、自分の中で考えたい。1度、お話しを持って帰らせてもらって、じっくり考えたい」と悩む胸中を明かした。

プロ10年目の今季は123試合に出場し、打率2割1分1厘だった。「まさかプロに入ったときは、FA権とか想像していなかった。10年やってこられると思わなかった。球団のサポートがあってやってきたので、今後どういう風にしていったらいいかを含めて、考えたいです」と話した。

複数年の提示については「もめてるとかではなく、自分の中で考えたい。複数年は、ありがたいです」と感謝の言葉を口にした。