日本ハムの2軍本拠地、千葉・鎌ケ谷に早朝からファンが詰めかけた。13日はドラフト1位の吉田輝星投手(18=金足農)ら新人8選手がファンとふれあうイベント「2019年新入団選手歓迎式典」の開催日。一番乗りのファンは12日午後11時ごろには2軍施設の門の前で並び始めたという。午前7時の段階で敷地内には約400人のファンが訪れた。

開門時間も繰り上げられた。通常の同7時から同6時55分に開門。同5時半には一般道路にも車の列が続く状態だったため、車での来場者は同6時15分に駐車場へ誘導してから、開門時間まで門の外で並んで待ってもらう措置を取った。

午前8時には、球場正面ではイベントで行われる抽選会で必要となる抽選券(1枚500円、1人5枚まで購入可)を求める長蛇の列が並んだ。

前売り制の同イベントの入場チケットは、昨年末に発売されて即時完売(約2000枚)。チケット未購入者には内野スタンドが無料開放され、球場の大型ビジョンで映し出されるイベントの模様を観戦することができる。

イベント前には新人合同自主トレも行われる。吉田輝に加え、昨夏の甲子園優勝投手の同5位柿木蓮投手(18=大阪桐蔭)ら知名度も高い新人選手がそろう。関係者も「想定以上でした」というファンの出足の早さは、今季のルーキー8人衆の注目度の高さを証明した。