“燕のゴジラ”がアーチ量産態勢! ヤクルト村上宗隆内野手が2試合連発となる23号ソロで打線をけん引。

チームの連敗を2で止めた。3点リードの3回無死。中日笠原の初球、真ん中高め直球を完璧に捉えると、打球はヤクルトファンで埋まった右翼席で弾んだ。「しっかり自分のスイングで、いい角度で上がってくれました」。7月の本塁打は1本のみだったが8月に入って4戦3発。「特に変えたところはないですが、1打席1打席、集中して打席に入れている」とうなずいた。

19歳の大砲に引っ張られるように、22歳の先発左腕、高橋も力投を見せた。最速151キロの直球を軸に、6回を6安打7奪三振の2失点。自身1カ月ぶりとなる3勝目を挙げた。小川監督も「今日は高橋も中継ぎよかったし、打線もつながって本当にいいゲーム」。投打に若手が奮闘し、満足そうな表情だった。