オリックス山本由伸投手が最優秀防御率のタイトルへ前進した。初回に2点を先制されるなど6回1/3を自己ワーストの自責点5で6敗目。

「ちょっと力でいきすぎて、いい球を投げることができなかった。最後も粘りきれなかった」。これで一時的に規定投球回数に達し、防御率1・97でリーグ1位に返り咲いた。シーズン完了時の規定投球回数までは残り6イニング。レギュラーシーズン最終戦の29日ソフトバンク戦に先発する見込みで「自分だけの試合ではない。マモさん(岸田)の引退試合にもなる。責任を持って投げたい」と気を引き締めた。

▽オリックス西村監督(先発山本について)「最初からマウンドを降りるまで、いつもの出来とは違った」