阪神で臨時コーチを務める山本昌氏(54=野球評論家)が3日、高知・安芸の2軍キャンプを初視察した。ドラフト1位の西純矢投手(18=創志学園)、同3位の及川雅貴投手(18=横浜)が2人でキャッチボールを始めると、後ろから静かに見つめた。

「課題を克服してどんどんやっていけば、将来左右のエースになるポテンシャルは持ってるんじゃないかな」。直接的な指導はなかったが、秀でた素質を感じ、左右のエース候補と太鼓判を押した。

西純は「めっちゃ緊張しました」と熱い視線に身を引き締めた。山本氏が行ったキャッチボールにも注目し「力感のないフォームでピュッと球が行っててすごいです」と目を輝かせた。及川は、隣でドラフト6位小川を指導する山本氏の言葉に耳を傾けた。「チェンジアップの意識とかが聞こえました。それだけでも今日1日良かったかなと思います」。4日夜には講義も行われる予定。将来のエースを目指し、レジェンドエキスを吸収する。【磯綾乃】