阪神大山悠輔内野手(25)が15日、甲子園で自主練習に参加し、オンライン取材に応じた。

自主練習再開日となったこの日は午後1時からランニング、キャッチボール、ノック、ティー打撃、ウエートトレーニングで思う存分汗を流した。

この日の感染対策については「やっぱり1番は集まらないこと。そこは意識しました。あとは手洗い、うがい、消毒を徹底してやりました」と説明。「本当に久しぶりの外での練習でしたので…疲れましたね。でも、あらためて野球は楽しいなと思いました。(新型コロナウイルス感染拡大が)早く収まって早く野球をやりたいなとは素直に思いました」と力を込めた。

活動停止期間は「とにかく大挙して、感染しないことが1番。そこはしっかり気をつけていました。その中でもしっかりできることをしていました。いろいろ気を使う期間だったと思います」という。それでも「できることをしっかりやらないといけない。モヤモヤした気分はありましたけど、そこはしっかり考えて自分でやっていました」と振り返った。

今後に向けては「早く収まることを願いながらやるしかないと思っています。できることをやるしかない。自分のできることを考えながらやっていきたいと思います」と表現。「本当に大変な時期だと思うんですけど、今はしっかりできることをやるしかない。開幕になった時に元気な姿で会えるように、しっかりやっていきましょう」と力強くファンに呼びかけた。

阪神は3月26日深夜に藤浪晋太郎投手(26)、伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)が新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査で陽性反応を受け、翌27日から活動休止。この日、甲子園などで自主練習を再開した。