広島大瀬良大地投手(29)が11日、広島・廿日市市内の大野練習場で自主トレを公開した。後輩の山口と約40メートルの距離でキャッチボールを行い、ダッシュ、ノックなどで汗を流した。昨年9月に手術した右肘の状態も良好の様子で「いろんな方の支えがあって、100%くらいの強度に近い形で投げることができている。飛ばしすぎず、しっかりと一歩一歩進めていきたい」と引き締めた。

10日には大野練習場で新人合同自主トレを行うドラフト1位・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)と初めて顔を合わせた。栗林については「想像通りですごく真面目な子。練習も熱心にやっていますし、若い子たちを引っ張ってやっている姿も見られますので、何も心配ないかなと思います」と太鼓判を押した。

同日に栗林とは、長男今村、次男大瀬良、三男一岡で成り立つ「カピバラ3兄弟」に仲間入りするかの話で盛り上がった。栗林が「活躍しないと入れない」と話していたが「全然そんなことないです。そこは結果の世界じゃない。僕たちが『いい』と言えばいい世界なので。後は(今村)猛の了承だけですね。長男が厳しいので」と笑顔。この日大野練習場に訪れていた一岡は「自分が下っ端なので上院の今村議員に聞いて、合同議会を開いてもらいたいです」とおどけた。

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