背番号「42」は、外国人選手にとって特別な意味を持つ。初のアフリカ系アメリカ人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの背番号だったことから、大リーグでは全球団で永久欠番となっている。日本ハムでは94年、ベネズエラ出身の右腕カンポスが外国人で最初に背負い、ブリトー(95、96年)ウィッテム(99、00年)が続いた。

北海道に本拠地移転後はスウィーニー(07~09年)が着用。08年にダルビッシュに次ぐ12勝をマークするなど先発陣の一角を担った。次いで来日1年目、本塁打王を獲得したアブレイユ(13、14年)、ガラテ(15年)エスコバー(17年)の両左腕が身にまとってきた。エスコバーはDeNAに交換トレードで移籍後、リリーフで奮闘している。現在、背番号「42」は空いているが、再び外国人選手が着用する日が来るのか注目だ。