ヤクルト高津臣吾監督が約15分猛抗議した。

9回1死一、二塁。代打川端の打球は二塁への緩いゴロ。一塁へ転送するも打者走者はセーフ。その後、なぜか中日内野陣は一塁走者のランダウンプレーに。京田が気がついたのか、送球を受け二塁を踏んだが、塁審のアウトのコールはなかった。

判定のわかりにくいまま、さらにランダウンプレーが続けられ、三塁に止まっていた二塁走者の古賀がそれをみて本塁を狙ったがアウトになった。

プレーが切れた段階で、一塁走者のアウトをめぐって中日与田監督がリクエスト。結果、アウトがコールされたところで、高津監督が抗議に出た。

責任審判からはランダウンプレー中に二塁を踏んだことでアウトが成立したことと、本塁を狙った走者のアウトで試合終了となったことが説明されたが、アウトのコールがないままプレーが続いたことへの説明はなかった。

試合後、高津監督は「もうちょっとはっきりとしたジャッジをしてほしかった。大事な佳境を迎えているわけなので、引き下がれなかったですね。納得できないことだらけですよ」と話した。

▽中日与田監督(9回のランダウンプレーでのリクエストについて) 打者が一塁でセーフになって、一塁走者がフォースプレーになった。三塁走者をタッチプレーでアウトにしたが、その前に京田が(二塁)ベースを踏んだ時点で(1)アウト。そういうことです。

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