1位入札のくじ引き結果は、高校と大学・社会人の分離開催から一括開催に戻った08年以降の勝率データ通りとなった。

DeNAと阪神が競合した市和歌山の小園健太投手(3年)は、DeNA三浦大輔監督が交渉権獲得の当たりくじを引いた。

DeNAは08年以降のくじ引き勝率が3割8厘(当たり4、外れ9)、阪神は2割7分8厘(当たり5、外れ13)だった。これでDeNAはくじ引き勝率を3割5分7厘とした。

西日本工大・隅田知一郎(ちひろ)投手(4年=波佐見)は西武、広島、巨人、ヤクルトの4球団が競合し、西武飯田光男常務が当たりくじを引いた。

西武は08年以降のくじ引き勝率が5割(当たり4、外れ4)、広島は3割3分3厘(当たり3、外れ6)、ヤクルトは2割3分5厘(当たり4、外れ13)、巨人は1割5分4厘(当たり2、外れ11)だった。これで西武の勝率は5割5分6厘となった。

外れ1位の入札ではヤクルトと広島が法大・山下輝(ひかる)投手(4年=木更津総合)で競合し、ヤクルト高津臣吾監督が当たりくじを引いた。広島の方がくじ引き勝率は高かったが、ヤクルトに軍配が上がった。