日本ハム堀瑞輝投手が、プロ5年目で初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手を確定させた。

1点リードの8回に登板し、3四球から同点とされた。ホールドは付かなかったがこの日までに41HPを挙げ、残り試合数から2位のロッテ佐々木千(33HP)が上回る可能性がなくなった。「本当に運が良かったです。1つでも上の順位を目指して投げていきたい」と話した。

19年は先発して短いイニングを投げる「ショートスターター」の一角を担い奮闘。20年からは志願して本格的にリリーフに専念した。今季はここまでチーム最多58試合に登板、防御率2・45で3勝2敗、38ホールド。栗山監督は「本当に前に進んだので。大きな自信につながるような成績にしてあげたい」と、中継ぎエースのさらなる飛躍のきっかけになることを願った。