ヤクルト清水昇投手(25)が日本新記録となる48ホールド目を挙げた。

1点リードの8回に登板。2死後に満塁のピンチを迎えたが、最後は守備固めで出場していた右翼の渡辺大樹外野手(24)の好守もあって無失点で切り抜けた。9回の攻撃で打順が回り、代打が出たところで、この試合でホールドが付くことが確定。10年中日浅尾拓也の記録を抜いて、単独1位となった。「実感はまだないです」と謙遜。それでも記録保持者として今後は「見られる面も変わってくると思う。自覚をもっともっと持って、チームを代表する選手になっていきたい」と、名リリーバーとしての覚悟を示した。

▼個人シーズン48ホールドのプロ野球新記録=清水(ヤクルト) 17日のDeNA24回戦(横浜)でホールドを挙げ、10年浅尾(中日)の記録を更新した。

▼チームシーズン145ホールドのセ・リーグタイ記録=ヤクルト 17日のDeNA戦でスアレス、今野、清水がホールドを挙げ、19年阪神の記録に並んだ。プロ野球記録は19年楽天の150ホールド。