広島ドラフト1位指名の関学大・黒原拓未投手(21)が19日、兵庫・西宮市内のキャンパスで佐々岡真司監督(54)らから指名あいさつを受けた。ドラフト会議から1週間が経過し、佐々岡監督のほか、担当の鞘師智也スカウト(41)らとの面談。球団から即戦力と評価され、左腕は「ここ数年のドラフト1位で指名されている選手が活躍されているので、その波に乗るじゃないですけど、自分も同じように1軍で活躍していけたらと思います」と森下、栗林に続く底上げを誓った。目標は力強く「新人王を掲げて、貪欲にやっていけたら」と意気込みを口にした。

昨年までの森下、栗林同様に、直接指名のあいさつを行った佐々岡監督は「すごく真面目な印象を受けました。左は若い選手が出てきていますけど、そこにまた厚みが増す。左のエースを目指してやってもらいたい。投手陣は層が厚くなるんじゃないかと思います。」と大きな期待を寄せた。