DeNAが3連敗を喫し、今季ワーストの借金19となった。1回に牧秀悟の適時打と宮崎の適時二塁打で2点を先制。しかし、2回に先発上茶谷大河がウィーラーに同点2ランを浴びると、7回にプロ初リリーフの大貫晋一が丸に勝ち越し21号ソロを浴びた。

三浦監督は上茶谷について「よくはなかったですね。悪いながらも勝負球が決着つかず、粘られて球数が増えて四死球6個。リズムに乗れずでしたが、なんとか粘ったという投球だった」。大貫には「1点を取られましたけどボール自体はよかったですし。登板機会のローテーションの関係で今日は中に入ってもらった。長打警戒のところで本塁打は反省点」とした。

打線は8安打を放ちながら、2回以降は拙攻を繰り返し、無得点に終わった。3回は無死一、二塁、4回は1死三塁、5回は1死一、二塁、7、8回は無死一塁と再三好機はあったが、得点につなげられなかった。4回1死三塁から三塁走者の森敬斗が打者戸柱恭孝の空振り三振に飛び出し、盗塁死で併殺となった。

三浦監督は「ミスが起きるものですが、ミスを減らしていかないと。三塁打は森の足だから三塁までいけた。最後の打席もアウトになったがしっかり捉えられた。いいところも悪いところも両方出た試合だった」と話した。森が失敗を糧に、成長することを期待していた。【斎藤直樹】