ロッテ中森俊介投手(19)が8日、来季の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸720万円でサインした。

明石商(兵庫)で甲子園に3度出場し、20年ドラフト2位で入団した。1年目の今季は肉体強化、フォーム固めに専念し、NPB相手では秋のフェニックスリーグで実戦初登板。「公式戦で1試合も投げられなくて悔しかったですが、フェニックスリーグで良い感覚で投げられた部分や課題も見えて、とても充実したシーズンでした」と振り返った。

フェニックスリーグでは短いイニングながら安定して150キロ近い直球を投げ、1つ先輩の佐々木朗に続いての2年目の飛躍が期待される。「朗希さんに限らず、2年目で活躍している選手は他球団もたくさんいらっしゃいますし、自分もその波に乗って行けるように、来シーズン頑張りたいなと思います」と力強く話した。(金額は推定)