阪神糸井嘉男外野(40)が28日、甲子園で自主トレを公開した。グラウンド上でキャッチボールやランニングを行い、室内練習場で打撃練習を行うなど、約2時間汗を流した。沖縄・宜野座で2月1日から始まる春季キャンプへ向け「バッチリですね」とニンマリ。状態をパーセンテージで問われると「99(%)です」と絶好調をアピールした。

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今オフは柔軟性をテーマに掲げ、オリックス吉田正と合同自主トレに取り組んだ。「新たな取り組みとして、股関節だったり、胸骨を重点的に。その中で(吉田正と)一緒にやらせてもらって、そういうところを気にしてやっていたので、すごく勉強になりました」と振り返った。

キャンプ中のテーマとしては「サバイバル」を強調した。「勝負の中に加わっていかないといけないですし、サバイバルだと思っています。なので、調整ではなく、フルメニューをこなして、チーム内で良い勝負できたらなと思います」と気を引き締めた。

チーム最年長で迎える19年目のシーズンへ向け「寅(とら)年ということで、絶対に頂点を取りたい。コロナでわからんけど、ビールかけしたい」と熱望した。