阪神矢野燿大監督(53)が31日、今季限りで監督を退任する意思を明かした。

【一覧】プロ野球12球団キャンプ 1、2軍メンバー振り分け

矢野監督の一問一答は以下の通り。

-選手の反応は

どうなんかな。オレも気持ちが入って話をさせてもらっているんで。みんなマスクもしてるしね。全員の表情は分からないけど、オレもこみ上げて来るものがやっぱりあった。なにも後ろを向いてやるためにそんなことを言ったわけではないし、俺が辞めることで頑張ってくれというんじゃなくて、俺も選手の手本になりたい。1日1日やり切りたいというのを伝えさせてもらった。思いはしっかり伝えたというのは、自分の中ではある。

-家族の反応は

いや別に特に、変わった反応はビックリするような感じもないし、そうなんだねという感じでした。

-退任を選手に伝えた後の心境は。

もう、すっきりした。言うことでマイナスな部分もあると考えたが、伝えた方が自分も覚悟をさらに決められる。早い段階で伝えておくことで、みんなに迷惑を掛けることが減る。

-フロントから慰留もあった

ありがたい言葉をいただけた部分もあった。本当は俺が決めることじゃなくて球団の方々が決めることだと理解してる。でも自分の中で決断したんであれば、なるべく早く伝えるというのが、球団にとってもいいのかなという決断。シーズン終わったときかな。伝えさせてもらいました。

-今年こそ優勝

そらしたいよね。したい。俺たちの野球を貫くことの先にそれがあると思っているんで。そういう気持ちで今シーズンも戦っていく決意、覚悟はできたかなと思います。

-キャンプインへの意気込み

去年の悔しさをもちろん持っていますし、でも去年やれた成長できた部分もたくさんあるので、1年間去年のシーズンも長いなと思いましたけど、その長いシーズンを乗り越えていけるそういう自信があふれるようなそういうキャンプにしていきます。

◆矢野燿大(やの・あきひろ)本名は輝弘。1968年(昭43)12月6日生まれ、大阪府出身。桜宮-東北福祉大を経て90年ドラフト2位で中日入団。91年8月3日阪神戦で初出場。97年オフに大豊泰昭内野手とともに、関川浩一捕手、久慈照嘉内野手との交換トレードで阪神移籍。03年にはセ3位の打率3割2分8厘で優勝に貢献。05年も正捕手としてVメンバーとなった。08年北京五輪日本代表。10年限りで引退した。通算1669試合、1347安打、112本塁打、570打点、打率2割7分4厘。ベストナイン3度(03、05、06年)、ゴールデングラブ賞2度(03、05年)。現役時代は181センチ、81キロ。右投げ右打ち。野球評論家を経て16年阪神に復帰し、コーチや2軍監督を務め、19年から1軍監督。