阪神藤浪晋太郎投手(27)はBIGBOSSの陽動作戦!? を冷静に封じ込めた。
初回は1番から3番まで全員にセフティーバントを試みられながら3者凡退に。最速159キロを計測し、3イニングを3奪三振1安打1死球で無失点と上々の結果を出した。
登板後は新庄監督の珍作戦に「なんか、(新庄監督)らしいなと。一巡やってきてもおかしくないかなと思いましたけど、自分のやること自体は変わらないので」とした上で「全体的にはやりたいことができた。バランスも良かったですし、力感も良かった」と振り返った。
1番上野、2番片岡が全球バットを寝かせ続ける。1回はまさかのセフティーバント作戦にも動じなかった。上野は154キロで押し込んで投前のバントゴロ。片岡は外角140キロフォークでバットにすら当てさせず、空振り三振に仕留めた。3番宮田は1ボール2ストライクからようやく打ちにきたが、外角低めいっぱいの159キロ直球で見逃し三振に仕留めた。
2回は一転、強攻策に出た日本ハム打線から冷静に3アウトを奪った。4番谷内は内角154キロで一邪飛。5番石井には内角低め155キロでしぶとく一塁線を抜かれたが、1死二塁となっても落ち着いたマウンドさばき。6番佐藤を外角低め154キロで右飛、7番梅林は内角156キロでバットを真っ二つに折り、一ゴロに仕留めた。
3回は1死から抜けたスライダーで死球を与えた後も崩れなかった。2死二塁では2番片岡の初球にスローカーブで見逃しストライクを奪うと、最後は141キロフォークで空振り三振に仕留めた。
今春初実戦の5日紅白戦はスローカーブで空振り三振を奪う新スタイルも披露して2回1失点。今回は新庄監督率いる日本ハム打線を相手にアピールに成功。開幕ローテ争い生き残りへ、次回の実戦に向けて「まだちょっと力みがちだったり、体が開いたりすることがある。その辺りを修正できたら」とイメージした。



