オリックス山崎颯一郎投手(23)が、紅白戦に初登板し、白組の先発で2回を投げ4安打1失点、2奪三振だった。

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立ち上がりは来田、ドラフト4位の渡部遼人外野手(22=慶大)、紅林に3連打を浴び、いきなり1点を失った。2回は2死からドラフト3位の福永奨捕手(22=国学院大)に三遊間を破られたが、無失点で切り抜けた。最速は151キロをマークした。

19年にトミー・ジョン手術を受けて育成契約を経て復活。昨年はシーズン途中から先発の一角に座り、9月にプロ5年目で初勝利を含む2勝を挙げ、日本シリーズにも登板した。開幕ローテーション入りを狙う右腕は「ストレートの出力は出ていたし、カーブもある程度、コントロールできていました。でもフォークが浮いていた」と手応えと課題を実感。目標とするシーズン10勝に向け、今季自身初の実戦でスタートを切った。