近未来の正捕手!! 高卒2年目のヤクルト内山壮真捕手(19)は、若手が台頭するチームでも特に大きな期待がかかる「BIGホープ」だ。

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171センチ、71キロと小柄だが、パンチ力のある打撃が最大の魅力。20日の練習試合ロッテ戦では「4番捕手」でフル出場。星稜高の1学年先輩となる奥川と1軍では初めてバッテリーを組んだ。8失点と課題は残したが、打撃では二塁打2本を含む3安打1打点と大暴れ。「自分の中でもいい感覚で打てているので、継続していきたい」と確かな手応えを口にした。

“英才教育”も着々と進んでいる。1月の愛媛・松山での合同自主トレでは正捕手の中村に教えを受け、今キャンプでは臨時コーチを務めた元監督の古田敦也氏から攻守両面で指導を受けた。「古田さんなりの感覚でこつを教えてもらったので、自分の中でない感覚だったので、すごく生かせています」という。1軍に抜てきした高津監督も「しっかり振れるし、配球を読んだり、いろいろなことも出来る。また使ってみたいなと思います」と期待を寄せるフレッシュな好素材。「打てる捕手」として、まだまだアピールを続けていく。【鈴木正章】(おわり)