プロ2年目のロッテ中森俊介投手(19)がイースタン・リーグで公式戦初登板した。先発し、5回を5安打1失点の投球だった。

140キロ台中盤から後半の直球を中心に組み立て、三振も5つ奪った。1点ビハインドで降板したが、6回に吉田の適時二塁打で同点に追いつき、中森に勝ち負けは付かなかった。試合は延長戦の末に敗れた。

明石商(兵庫)時代に甲子園に3度出場して注目された右腕は、20年ドラフト2位でロッテに入団。プロ1年目の昨季は肉体強化とフォーム修正に専念し、1、2軍とも公式戦の登板はなかった。

今季に向けては、1月下旬に「まずはしっかり2軍で先発ローテーションで回って投げられたらなと思っています」と話していた。