ロッテのドラフト2位、池田来翔内野手(22=国士舘大)がうれしいプロ初安打を放った。

7回から二塁守備で途中出場し、8回の先頭で迎えた打席。「絶対に出ろ!」とベンチから声が飛んだ中で、1ボールからの西武十亀のスライダーを左翼線への二塁打に。その後、高部の適時打で4点目のホームを踏んだ。

【ニッカン式スコア】3日のロッテ―西武戦詳細スコア

「もらったチャンスなので絶対に打ってやろう、結果を出してやろうという気持ちで打席に入りました」

不動の二塁手中村奨が、特例2022で一時戦線離脱することに。その代替選手として昇格し、すぐに結果を出した。オープン戦からアピールを続けるも、開幕1軍には残れず。2軍で調整し、1軍での通算4打席目で快音を出した。

「初安打のボールは実家に送ろうと思います」

小学校時代にマリーンズジュニアに所属した強打者が、同じピンストライプで1歩目を踏み出した。【金子真仁】