最下位の日大が、中大に先勝して4勝7敗とし、入れ替え戦回避へ踏みとどまった。

身長差19センチコンビの投手リレーで逃げ切った。180センチの先発・岸川海投手(4年=二松学舎大付)は「立ち上がりは変化球がボールが多かったが、途中からまとまってきて、テンポよく投げられた」と、10安打されながらも7回0/3を4失点と粘りの投球。7回、無死一塁で中大・森下翔太外野手(4年=東海大相模)に中越え2ランを浴びると、身長161センチの坂尾浩太投手(2年=龍谷大平安)がマウンドへ。坂尾は「真っすぐも思い切って投げられました」と、気持ちのこもった力強い球を投げ込み、2回を無安打無失点の好救援。負けられない試合を、身長差19センチの2人が、中大打線を翻弄(ほんろう)した。

身長は小さくとも、頼れる守護神だ。坂尾は目標とする選手に175センチの巨人杉内3軍投手コーチを挙げ「体が小さい選手でも活躍できる姿を見て、自分も励みになった。自分も頑張って、そう思われる選手になりたいと思います」と胸を張った。

第5週が終わり、3位以下の青学大、中大、駒大、日大に最下位の可能性がある混戦状態。片岡監督は「もう総力戦。勝つしかない。次も頑張ります」と力を込めた。

▽中大・森下翔太外野手(8回に今季3本目となる2ランも勝ちにつながらず)「感触はよかった。うまく伸びてくれてよかったです。でも勝たないと意味がない。負けを受け止め、気持ちを切りかえたい」