中日が阪神3連戦に全敗し、5連敗となった。先発柳裕也投手(28)は初回に3失点した後は得点を許さず、7回3失点で降板。

打線は4回にA・マルティネスからの4連打で同点に追いつき、5回に勝ち越し。5-3の8回から「必勝パターン」の継投に入ったが、ロドリゲスが中野に2死二、三塁から左前に2点適時打を運ばれた。延長11回2死一、三塁で6番手山本が熊谷にサヨナラ打を浴び力尽きた。

同点の延長10回2死一、二塁では石橋の右前打で二走石岡を本塁に突入させるも、佐藤輝の好返球に憤死した。立浪監督は「球がそれればと。なかなかヒットが続かないので。あれはベンチからもヒットだったら全部行けと(指示した)」と説明。連敗ストップへの強行策も勝利の女神に見放された。

中日は借金も「11」。屋外球場では、5月12日ヤクルト戦(神宮)から、マツダスタジアム、ZOZOマリンスタジアムを挟んで10連敗。指揮官は「勝ちパターンまでひっくり返されると痛い。勝てていないときは、そういうことも起きる」と、寂しげに肩を落とした。

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